【マレーシア】小口金融ビー・インフォマティカ、資金調達
マレーシアで小規模事業者向けデジタル少額金融ソリューション「Funding Bee(ファンディング・ビー)」を展開するビー・インフォマティカ(東京都墨田区)は23日、シードラウンド(創業前または創業後間もない企業が実施する資金調達)を実施し、第三者割当増資により総額7,100万円を調達したと発表した。 ベンチャーキャピタル(VC)のデライト・ベンチャーズ(東京都渋谷区)をはじめ、デジタルデザインを手がけるフォーデジット(東京都港区)、起業家やスタートアップの支援を手がけるLuatsu(ルーツ、同)、人材サービス・ソリューションを提供するエージェント(東京都渋谷区)のほか、エンジェル投資家など計10者が引受先となった。 調達した資金は、マレーシアでのカフェ飲食業や小売りなどのスモールビジネス向け少額融資事業の拡大や、デジタルライセンス取得のための開発費用、有担保(車両)ローンスキーム創生と実行のほか、今後進出を計画する東南アジア諸国での市場調査に充てる。また、組織拡大に伴う新規採用も予定しているという。 ビー・インフォマティカは2020年の設立。今回の資金調達により、創業以来の資金調達累計額は約1億1,000万円となった。