Z世代の56.9%がTikTokを1日1時間以上閲覧 情報収集ツールとして活用する人も【Z総研調査】
N.D.PromotionとZERO、博報堂DYメディアパートナーズグループのオールブルーの3社が、共同で運営するシンクタンク組織「Z総研」はZ世代のTikTok事情に関する調査を行った。
56.9%がTikTokを1日に1時間以上閲覧
まずTikTokを1日にどのくらいの時間を見ているかを尋ねたところ、56.9%が1時間以上見ているという結果となった。TikTokで一般的な15秒の動画であれば1時間あたり240本もの動画を視聴することとなる。また、流れてきた動画が自分にとって興味のあるものかは1秒経つか経たないかのうちに判断するという。
約4割の人がTikTokを動画編集アプリとして活用
次に、TikTokを動画編集アプリとして使用しているかを調査した。「はい」と答えたZ世代は43.8%となった。TikTokはアプリ内で撮影・編集・アップの作業が一括で行える便利な機能が備わっており、アプリ内でフィルターをかけたり、音楽をつけたりと、動画編集をメインで行うアプリにはない機能も備わっているため、TikTokで動画を投稿しない場合も動画編集アプリとして活用しているという。
60.8%のZ世代が日々の情報をTikTokで情報を得るという結果に
メイクやスキンケア、ダイエットなどの美容系の情報はTikTokとYouTubeどちらを参考にしているかを尋ねたところ、TikTok・どちらかといえばTikTokと答えた割合は42.2%であった。
続けて、その他の様々な情報(オタ活や食べ物、音楽など)はTikTokとYouTubeどちらを参考にしているかを調査。結果60.8%がTikTok・どちらかといえばTikTokと答えた。
「美容系の動画はスキンケア商品などの購入品動画を見ながら買い物したり、ヘアアレンジを真似したりすることが多いです。他では、Instagramのストーリーズで使える可愛いフィルター情報や、音楽を新たに知る場所はTikTokですね」といった回答があった。
【調査概要】 調査時期:2021年1月16日~1月22日 調査方法:インターネット調査 調査対象:全国、12~15歳299名、16~18歳387名、19~22歳84名、23歳~25歳10名、計女780名
MarkeZine編集部[著]