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福島県内観光地回復に弾み GoTo東京10月追加 都内から予約増

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福島民報

 新型コロナウイルスを受けた政府の観光支援事業「Go To トラベル」の対象に十月から東京都発着の旅行が加わるのを前に、県内の旅館・ホテルへ都内からの予約が増え始めている。秋の本格的な観光シーズンを控え、関係者は「回復基調に弾みがつく」と期待を膨らませる。一方、「感染防止対策をこれまで通り徹底する」と引き続き万全の態勢で観光客を出迎える。  郡山市旅館ホテル組合長の渡辺賢治さん(66)は「Go To トラベル」に東京発着の旅行が追加されたことを歓迎する。経営するふじ旅館には十九~二十二日までの四連休中、多くの利用があった。すでに年末年始も割引を利用した都内などからの予約で埋まり始めており、「Go To」の効果と見ている。「東京から多くの人に来てもらえるのはありがたい」と受け止める。その上で、「マスク着用、消毒の徹底、食事の際の間隔確保などの感染防止対策を徹底し利用客を迎える」と表情を引き締める。

 福島市の飯坂ホテルジュラクには、割引適用の東京発着旅行の販売が始まった十八日以降、都民からの予約が相次いでいる。新型コロナの感染拡大以降、都内からの宿泊客はほとんどいなかったが、十月以降は「Go To」利用の予約者の三割近くを占めるという。  一方で「Go To」の恩恵を感じていない宿泊施設もある。宿泊料金が高いほど割引による「お得感」が増すため、比較的低料金のビジネスホテルは苦戦している。福島市のJR福島駅近くのホテルに入った十月以降の割引適用の都民からの予約は数件ほど。ビジネスマンや若者らをメインにしているが、出張やイベントの減少が響いている。 担当者は「現時点で効果は実感できない」と話した。 ■交通の便強み  近畿日本ツーリスト渋谷宮益坂営業所(東京)によると、福島県への旅行についての都民からの予約や問い合わせは、東北他県に比べ多い。都内からの交通の便の良さなどが影響しているとみられる。

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