意外にマナーのハードルは低い? ホテルスタッフが「素敵なお客様」と思う行動とは
年末年始の旅行などで、ビジネスホテルを活用する人も多いでしょう。そこで「Hint-Pot」では、年末年始の特別企画として、国内173店舗を展開するホテルチェーン・スーパーホテルの広報担当者さんを取材。今回は、ホテルスタッフに「素敵なお客様」と思われるポイントや、「ぜひ聞いてほしい」と考えていることなどを聞きました。 【動画】実は一緒? チェックイン時に確認される&部屋に入ってすぐすること“あるある” 実際の投稿 ◇ ◇ ◇
自然なコミュニケーション
気持ち良く滞在するためにも、ホテルスタッフから「素敵なお客様」と思われたいですよね。ホテルスタッフから見て「素敵なお客様」とは、どんなタイプの人なのでしょうか。担当者さんは、そう思われるのに、さほど難しいことはないといいます。 「チェックインのときに、まれにお名前が聞き取りにくいことがございます。聞き返してしまうのも失礼にあたるかと思いますので、ゆっくりお名前をおっしゃっていただけるとありがたいですね。珍しいお名前の場合はとくに、ゆっくりお伝えいただけると大変助かります」 また、滞在を積極的に楽しんでいる人は、スタッフの目から好印象に映るといいます。 「たとえば、お持ちいただける数には限りがありますが、アメニティを楽しく選んでいらっしゃるとか。当ホテルは、備えつけ以外に好みの枕を8種類からお選びいただけます。そうしたものを活用されるなど、積極的に快適さを追求されているのを感じると、うれしく思うスタッフが多いです」 マナーを気にしがちですが、実際に聞いてみると意外にハードルが低い印象です。そのほかにも些細なやりとりで、印象がプラスになる面も。 「スタッフは『いってらっしゃいませ』や『おはようございます』といった、あいさつのお声がけをします。そうしたとき、『行ってきます』や『おはよう』と返していただけると、うれしいです。あとは、リクエストにお応えしたときに、自然に『ありがとう』と言ってくださるお客様は、やっぱり『素敵だな』って思いますね」 特別なことではなく、自然なコミュニケーションで十分なようです。また、「前にも宿泊したときに、こんなことがあった」とか「日中○○へ行ってきた」といった雑談も◎。スタッフがお客様の好みなどを知ることができる会話があると、興味を持ちそうな地元情報を伝えるヒントにもなるそうです。