日本テレビ、系列基幹局4社の経営統合を発表 目的は「ネットワーク体制の一層の発展と強靭化」
日本テレビホールディングスは29日、公式サイトで札幌テレビ、中京テレビ放送、讀賣テレビ放送、福岡放送の4社間の共同株式移転の方法により、完全親会社となる持株会社として、読売中京FSホールディングス(FYCS)を設立することを発表した。 【写真】日本テレビ系の2025年元日放送の3番組 発表された文書によると、設立の目的について「本共同株式移転によるFYCSの設立は、日本テレビ系列ネットワーク体制の一層の発展と強靭化」を挙げ、「日本テレビホールディングスは、FYCS及び4社を含む日本テレビ系列ネットワーク各社と緊密に連携し、安心で安全な情報を視聴者や生活者の皆様にお届けすると共に、魅力的なコンテンツの共創に取り組んでいきます」とした。 なお、FYCSは日本テレビホールディングスの持分法適用会社となり、代表取締役会長には丸山公夫氏(現中京テレビ代表取締役会長)、代表取締役社長には石澤顕(現・日本テレビホールディングス代表取締役社長執行役員)が就任する予定であることも発表した。