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気分的にも見た目にも不快な「お腹のハリ」の意外な原因と対処法

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ハーパーズ バザー・オンライン

お腹が張るのは誰にでも起こる現象だが、実はその原因はさまざま。だから原因によって対処法も異なる。ドクターに聞いた、お腹のハリの正しい対処法。 【写真】美ボディを保つために、40歳までにやめるべき13の習慣

お腹のハリの理由は大きく分けて2つ

「食べ過ぎたわけでもないのに、食後お腹が張って苦しい」「仕事中にお腹のガスが動いて音がして困る」──こんな“お腹のハリ”という悩みを持つ女性はとても多い。ビオフェルミン製薬の調査によると、女性の約3割が日常的にお腹のハリに悩んでいるのだという。 「お腹が張って苦しいという症状は、医学的には『腹部膨満感』と呼ばれています。多くは腸内にガスが溜まって苦しいのですが、その理由には大きく分けて2つのタイプが考えられます」と言うのは、『慢性便秘症を治す本』などお腹関連の著書も多い、国立病院機構久里浜医療センター内視鏡部長の水上健医師だ。 ハリの原因のひとつは、“呑気症”という症状。口から無意識に大量に空気をのみ込んでしまい、腹部にガスを溜めてしまう。唾を頻繁にのみ込むクセがあったり、食べるのが速い、よく噛まないで食べる、話しながら食べるといった人は空気を吸い込みやすい。 「昼から夜にかけてお腹のハリが強くなる、平日と休日で症状が変わる、食後にげっぷが出やすいという人は、呑気症タイプと考えられるでしょう。呑気症はストレスに関連するといわれ、まじめで考え込みがちな人がなりやすい傾向にあります。人は緊張すると唾液を分泌しやすくなります。唾液が頻繁に出ると、唾をのみ込むことも増えます。唾を1回のみ込むときに、約15mlの空気を一緒にのみ込むといわれます。つまり緊張して頻繁に唾をのみ込めば、空気をのみ込む量も増えてしまうのです」 ということは、他の人よりも100回余計にのみ込めば、1.5lもの空気がお腹に入ってしまうことに。このタイプの人は、ゆっくり食べる工夫やストレスを溜めないよう回避術を探すことが重要だ。 そしてもうひとつは、腸内環境や腸の働きが原因でお腹が張ってしまうタイプ。腸内環境が悪くなり、便秘をしたり食物繊維を過剰に摂り過ぎたりすると、腸内でガスが発生してお腹にハリが出るのだと水上先生は言う。 「大腸では小腸で吸収されなかった食べかすを分解するために発酵が行われます。腸内環境が良いと発酵も良い方向に進み、ガスの発生が適度に保たれます。ところが腸内環境が乱れていると異常発酵を起こしてしまい、腸内にガスが溜まりやすくなります。また、日本人の約8割の人が、腸がねじれる“ねじれ腸”や大腸が落下傾向の“落下腸”といわれます。このタイプは女性に多く、しかもガスが腸に溜まりやすいのです」

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