田崎史郎氏が解説「前原さんと石破さんの関係で、内々で連絡を取り合った」
政治ジャーナリスト田崎史郎(74)が13日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。衆院で補正予算案が自民・公明両党と日本維新の会、国民民主党などの賛成多数で可決され、維新の会が賛成に回った背景について田崎氏が理由を述べた。 【写真】握手を交わす左から玉木雄一郎、前原誠司、蓮舫の各氏 MC恵俊彰(59)が衆院の与野党の議席数について「公明党(24議席)と自民党(196議席)では衆院の過半数の233に届いていないということです。ですから補正予算を通すためには野党の協力が必要なんですが、なんとなく『103万円の壁』のこともあったので、国民民主党の協力は得られるだろうな、と感じた方も多いかと思います」と話し「結果的には、日本維新の会もということになりました。教育の無償化で、ということなんですが」と続けた。 田崎氏は「維新の会は非常に出遅れていたんですね。焦って、とにかく何かが欲しい。一昨日(11日)、前原さんが石破さんに『我々は教育のことを考えてます。これについて自民党は協議するつもりはありませんか』と聞いて石破さんは『自民党で検討させます』って答えて。それを名目に維新は賛成に回った、ってことですね」と解説。 恵が「吉村さんもそうですが、前原さんの存在も大きい」と言うと、田崎氏は「実際は前原さんと石破さんの関係で、質疑をする前に内々電話で連絡取り合って、『こういう質問するからこういう答弁してね』という話し合いの下で行われた」と内幕を明かした。