Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

菅内閣発足~教え子の立身、感慨深く

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
山形新聞

 菅義偉内閣が16日発足した。隣県の秋田県湯沢市出身の首相誕生に、本県のゆかりの人たちは喜びの声を上げ、「東北人らしい実直さを生かして」「地方を大切にした政治を」とエールを送った。  秋田県立湯沢高校で、菅さんに英語を教えたという山形市あさひ町の元高校教諭田中嘉平(かへい)さん(85)。「地方を大切にした政治で、国民のために頑張ってほしい」と話し、かつての教え子にファクスでエールを伝えたいと考えている。  田中さんは山形大を卒業後、秋田県で高校教諭となった。湯沢高は自身二つ目の赴任校。30歳前後の時に菅さんの学年の担任団を務めた。最近は新聞やテレビで政界での活躍を見守ってきた。  「たたき上げ」と言われる経歴に、田中さんは「政治家としては苦労人だと思うが、よくここまでやってきたと思う」と感慨深げだ。菅さんが3年生だった1967(昭和42)年の卒業アルバムを広げ、集合写真を見つめながら「ぜひ山形で会う機会があればうれしい。菅内閣誕生で、山形と秋田との交流がもっと盛んになれば」と語った。

「盟友関係」岸さんも喜んでいるはず  2017年に他界した金山町出身の元参院議員岸宏一さんの胸像が昨年建立された際、「岸宏一先生之像」と揮毫(きごう)したのが当時官房長官の菅さんだった。  秋田県湯沢市出身の菅さんと岸さんを知る関係者は、2人の間柄について「盟友」と口をそろえる。互いの選挙を応援し合うなどしており、官邸に赴き、揮毫を打診した柴田清正町議会議長(72)は「多忙な中、嫌な顔一つせず承諾してくれた。生い立ちが似ていることから、お互い親しみを感じていたのでは」と推し量った。  岸さんを通じて新首相の人柄に触れた町関係者は「東北人らしい実直さを生かした政権運営を」と期待を口にする。前町長の鈴木洋さん(67)は岸さんから「(菅さんは)政治家、官僚から畏敬の念を持たれている人だ」と教えられたことが印象に残っているといい、「岸さんも(首相就任を)喜んでいると思う」と話した。 「当選べい」酒田米菓が発売  酒田米菓(酒田市、佐藤栄司社長)は新内閣発足に合わせて、同社の主力商品「オランダせんべい」に菅首相風のイラストをプリントした「当選べい」を発売した。

 菅首相が官房長官として昨年4月、新元号を発表した際の姿を基に、社員がイラスト化した。2枚ずつ小分けした5袋入りで324円。同社観光工場「オランダせんべいファクトリー」の売店や遊友結エスパル山形店(山形市)などで扱っている。今後、秋田県での販売も予定している。

【関連記事】