Windowsのファイル検索を効率化。ファイルエクスプローラーを変更する方法【今日のワークハック】
ファイルを管理する便利機能であるファイルエクスプローラー。しかし、ほかにもファイルマネージャーがあり、デフォルトに設定できます。 これには少しレジストリをいじる必要があるので、慎重に進めなければなりません。 しかし、一部のファイルエクスプローラーの代替ソフトは必要なレジストリ操作を自動で行なってくれるので、より簡単に行うことができます。 【今日のワークハックはこんな人におすすめ!】 Windowsのファイル管理を別のアプリで実行したい人 Windowsのファイル管理に不満を抱えている人
今日のワークハック:ファイルマネージャーを変更する
ファイルマネージャーを選択する Microsoftのファイルエクスプローラーの代わりになる、ファイルマネージャーをご紹介します。 人気のファイルマネージャーはXYplorerです。タブサポートがあり、レイアウトが自由にできるオプション機能や強力な検索機能も利用可能。 使いやすく高速で、スクリプトもサポートしているため、繰り返しの多いファイル管理タスクを自動化することができます。 また、OneCommanderというツールもあります。 これはレジストリの操作を自動で行ない、デフォルトのファイルマネージャーとして設定できるツールの一つです。高度なフィルタリングやフォルダー整理ツールなどの便利な機能が豊富に含まれており、インターフェースもさまざまな方法でカスタマイズできます。 Windowsレジストリの編集 気に入ったファイルマネージャーが見つかったら、デフォルトとして設定していきます。選んだファイルマネージャーが自動的にデフォルトとして設定できない場合は、手動での編集をしましょう。 スタートメニューからレジストリエディターを検索して起動し、変更を加える前にバックアップを作成してください(「ファイル」> 「エクスポート」、エクスポート範囲として「すべて」を選択)。 次に、ファイルエクスプローラーに移動して、新しいデフォルトとして使用したいファイルマネージャーの実行ファイルを探す。 プログラムファイルを右クリックし、表示されるメニューから「パスとしてコピー」を選択。次に、レジストリエディターに戻り、新しいフォルダーとサブフォルダーを作成。 「HKEY_CLASSES_ROOT\Drive\shell」フォルダーを見つけて右クリックし、「新規」 > 「キー」 を選択して、「open」と名前を付ける。 この新しいフォルダーを右クリックし、再度 「新規」> 「キー」 を選択して、今度は「command」と名前を付ける。 この新しいキー内の「デフォルト」値をダブルクリックし、ファイルエクスプローラーからコピーしたプログラムパスを貼り付ける。 「OK」をクリックすると変更が自動的に保存され流。 次に、「HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell」フォルダーでも同じプロセスを繰り返し、新しいキーとファイルパスを設定する。 それが完了したら、コンピュータを再起動してください。 うまくいけば、新しいデフォルトファイルマネージャーが設定されているはずです。 元に戻したい場合は、「HKEY_CLASSES_ROOT\Drive\shell」と 「HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell」で作成したレジストリキーを削除すれば(右クリックして「削除」を選択)、ファイルエクスプローラーが以前の位置に復元されます。 今日のワークハック記事をもっと読む 連載「今日のワークハック」では、仕事が速く効率的にこなせる!ツール・アプリ・OSのショートカットや使い方、アイデアをお届けします。 Source: XYplorer, OneCommander
真栄田若菜/OCiETe