テレビ朝日本社（2021年撮影）

　テレビ朝日系情報番組「サンデーステーション」（日曜午後9時）の最終回が29日、放送され、7年半の歴史に幕を下ろした。 　キャスターを務める小木逸平、渡辺瑠海の両アナウンサーらが出演。小木アナは「今回が最終回となりました」と報告するとまず、共同通信編集委員でレギュラーの太田昌克氏が「報道も政治も社会の一隅を照らすのが使命。すなわち、困ってらっしゃる方、弱ってらっしゃる方のお声を聞いて、光をともすことなんですね。そんな燈燈無尽の精神でお伝えしました。本当に視聴者のみなさま、小木さん、瑠海さん、それからチームサンデーの皆さん、本当にお世話になりました」と頭を下げた。 　続けて渡辺アナは「この番組で視聴者の皆さんにニュースをお伝えしながら、心を通わせることが一緒にできたなら、本当に幸せに感じます。本当にありがとうございました」と感謝。小木アナは「日曜日の夜9時、明日から出勤という方も多い中で、貴重な1時間だと思います。多くの方に支えていただきました。ご覧いただきました」と語ると、出演者全員で「皆さん本当にありがとうございました」と頭を下げた。 　同番組は17年4月に長野智子をキャスターとして放送開始。一度は夕方の枠に移動したが、20年10月に長野から小木アナ、森川夕貴アナにキャスター役が引き継がれ、午後9時の枠に戻った。 　来月から同枠では、有働由美子（55）をメインキャスターにした「有働タイムズ」（日曜午後8時56分）がスタートする。同じくこの日に番組終了した早朝の情報番組「サンデーLIVE！！」（午前5時50分）に変わって、月～土曜に放送中の「グッド！モーニング」が日曜にも進出することと合わせて、10月改変の目玉となっている。