Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

スルフォラファンを知ってますか? タンパク質にプラスすればもっと効く野菜の賢い食べ方

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
Tarzan Web

カラダ作りに欠かせないタンパク質だが、その働きを補完するのが野菜である。ここでは食卓の“陰の主役”ともいうべき野菜をフィーチャー。賢い食べ方を考える。[取材協力/牧田善二(AGE牧田クリニック院長)、こばたてるみ(しょくスポーツ) 料理製作/清水雄太郎(kaiki)]

“カラダ作り”に野菜が必要なワケ。

筋肉を作るタンパク質に比べて、ついついおざなりになりがちな野菜。 「糖質、脂質、タンパク質という3大栄養素に、ビタミンとミネラルを加えた5大栄養素が食事の基本。ビタミン、ミネラルはカラダの生理機能を整える役割を担っており、タンパク質や脂質の代謝にも必要不可欠です」 そう話すのは、糖尿病の専門医であり、生活習慣病と肥満治療のクリニック〈AGE牧田クリニック〉院長を務める医学博士の牧田善二先生だ。 「たとえ3大栄養素が足りていても、カラダを快調に動かす潤滑油の役割を果たすビタミンやミネラルが不足すればさまざまな不調が生じます。そして野菜にはビタミン、ミネラル、さらに炭水化物の一種である食物繊維が豊富に含まれているのです」 それぞれの働きを紹介しておこう。 3大栄養素をエネルギーとして代謝する際には、人間が生まれながらに持っているアミラーゼやプロテアーゼといった酵素が必要になる。この酵素を働かせるのがビタミンだ。A、B群、C、D、K、葉酸などいろいろな種類があり、多種多様な働きをする。 一方、ミネラルは骨や血液、細胞の構成材料であり、内臓や脳の働きをサポートする。鉄、亜鉛、カルシウム、カリウム、マグネシウムがこれにあたる。免疫機能が集中する腸内の環境を整えて免疫力を向上させるのが食物繊維。腸内環境向上に加え、肥満や高血圧など生活習慣病の予防効果もあるのだ。

スルフォラファンを知ってますか?

これらとは別に、野菜ならではの機能性成分、その名も“ファイトケミカル”にご注目を。 ファイトケミカルは植物のみが生成できる成分で、ポリフェノール、イソフラボン、βカロテンなどがその代表格。現在、確認されているだけで約900種もあり、生活習慣病の予防と改善、がん細胞の抑制、デトックス、高い抗酸化作用によるアンチエイジング、免疫力アップなどその効能もさまざま。 なかでも、牧田先生が野菜ビギナーに薦めるファイトケミカルは、ブロッコリーやカリフラワーなどアブラナ科の野菜に多く含まれるイオウ化合物のスルフォラファンだ。 「血糖値を下げる効果が実証されているスルフォラファンですが、近年では国立がん研究センターの研究結果により非喫煙者の男性に対して肺がんの予防効果があることも明らかになりました。合併症の発症リスクを下げる効果も認められています。もし何を食べるのか迷うなら、私はアブラナ科の野菜を薦めますね」

【関連記事】