斎藤知事報道「オールドメディアの象徴」と言われた読テレ解説委員「カットすんな!」とTV応戦 「お前らは隠してる嘘ついてると。代償の大きさ考えてもらいたい」
読売テレビ特別解説委員・高岡達之氏が7日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」に出演。番組では兵庫県の斎藤元彦知事を県知事選で支えたとするPR会社の女性社長がnoteに記した活動内容が公職選挙法に違反する恐れがあると指摘されている件を取り上げた。 【写真】話題のPR会社女性社長 自身が“女優”出演したPR動画 その流れで、杉村太蔵が「高岡さんって、オールドメディアの象徴みたいな感じじゃないですか。これぞオールドメディア」とブチ込むと、高岡氏はカメラに向かって「全然いいです!カットすんな!」と応戦した。 太蔵が兵庫県知事選では、SNSがオールドメディアに勝ったとも言われている風潮に、どんな思いを持っているかと聞くと高岡氏は「違うと思う」「兵庫県民の方はものすごく悩まれて、1票を投じられて、その中にSNSも選択肢で入ったというのが本当だと思います」と述べた。 再び「ここカットせんといてな」と訴え、司会の今田耕司が「それはこっちで。カットすんなよとかパワハラです」と笑わせた。 高岡氏は「はっきりと役割が二分されました。情報の」と指摘。 「SNSは新聞にそっくりだと思う。自分で選んで見に行く。新聞が偏向報道だと批判される方がいるが、新聞社の方に申し訳ないが、偏向報道で当たり前、主張があって当たり前です。論説、社説って書いてある。それを皆さんが選ぶ、何新聞を読みたいと。SNSもそっくり」とした。 違いは情報に間違いがあった際の「責任」の大きさだろうとした。 一方で「テレビは、つけてしまったら自然と目に入る。だからモザイクもかけるし、SNSで言ってることも言えない。それをオールドメディアが隠してると!」と声を張り上げた。 続けて「と、いうような論調があるんですが、隠すようなことは世の中にいっぱいあります。例えば、性犯罪の1から10までだれが被害者かテレビが言いますか?」と問いかけた。 「SNSの良いところもある」としたうえで「今回のPR会社の社長さんもそうですが、事件になるかどうか分からず、刑事被告人でもなんでもない。だけど名前出す、顔出す。オールドメディアは書けない。お前らは隠してる嘘ついてると。その代償の大きさを考えてもらいたい」と述べた。