「もう投資は二度といい」TKO木本さん会見1月23日(全文3)
投資を勧める国の動きをどう思うか
記者:日刊スポーツの【ムラカミ 01:02:17】です。よろしくお願いします。 木本:ありがとうございます。 記者:2点、お伺いします。今、流れで、投資の話ですけれども、今、なかなか物価も高くなって、皆さんが収入がない中、国は積極的に投資をしていけみたいな方向も示されているじゃないですか。できるだけ個人で投資をしようとか。そういう、木本さんが投資でこうしてやっぱり失敗をされた中、国がこういう動きになっているのはどう思っているのかっていうのかっていうのがまず1点。 もう1点は、先ほど、自らが主体としてやったことではないんだと、ある意味、被害を受けた側面もあるんだと。その中、いろいろ、やっぱりどうしても、主体じゃないかっていう報道も多かったと思います。中には、今回の一連の騒動の中で死者が出ただろうっていう報道も一部、出たかと思います。そういう一連の報道に対してはどう思われていたでしょうか。2点、お願いします。 木本:まず、昨年にそういう記事が出て、僕も当時びっくりしたんですけども、もちろん、もちろんというか、記事が出てびっくりしたんですけど、僕はその該当される方と直接知り合いではなく、会ったこともないんですね。ただ、ちょっと、僕と関連のある人が亡くなったみたいな感じの記事だったんで、すごく焦りを覚えたのは正直なとこなんですけど。いろいろ、そこから、いろんな人に話を聞くと、B氏の上司というか先輩で、いろんなトラブルを抱えてらっしゃったっていうような話は聞いたんですけど。一言で言うと、僕は知り合いではなく、ただ、亡くなられたっていう話なので、あんまり僕の口から適当なことは言えないんで、本当にそこに関しては大変な目に遭われたんだなっていうふうには胸を痛めています。
国の施策に関してどう思うか
記者:そういうことを含めて、それが、報道が出てきたことに関してはどう思われますか。自分が主体みたいに載せられ続けたことに関しては。 木本:すごく、やっぱり、当然なんですけど、ちょっとこういう、初めての経験をする中で気の持ちようっていうのが、どうしても自分の中で、どうしたらいいか分からない日々の中で、それはちょっと違うんですよと、でも、ちょっと待ってください、そんなことはもうまったくないんですよっていう記事が出たときでも、僕はこうやって記者会見を開けていなかったので、発信するところがなかったんですね。逆に、雲隠れしているとか、逃げているっていうふうな言われ方をすることもつらかったですし。だから、すごく複雑な騒動を起こしてしまったんだなっていう一言に尽きるんですけど。説明したくてもできないっていう状況に、すごく苦しみました。 記者:国の施策に関してはどう思いますか。 木本:本当にそこが、僕、一番、言いたいとこだったんですけど、日本という国がそういうふうな、そういうふうに打ち出されていたり、そういう政策っていう中で、いろんなことが始まっていたり、そして、この国の皆さんが、そういう投資のことをこれから学んでいかないと駄目だっていう状況で、僕もそれに関してはすごく、あ、そういう国になっていくんだ、そういう意識がみんなの中できちんと育っていくんだ、僕もちゃんと育てていかないとなって、ずっと思ってきた人間だっただけに、そこの常識の枠を超えてしまって、常識外の投資で。 僕が一言、言いたいのは、僕が踏み込んでしまったのはきっと投資ではなくて、もう投機なんですよね。もうこれは、僕のやろうとしたことは結果、ギャンブルやんと言われても仕方ないことをしてしまいました。だから、それと今、投資、いろんな形でやっている、きちんとした形っていうのは全然別物だっていうことを、僕、今後の自分の活動の中で1つ、きちんとそれを伝えていくことが、どんな場所でも、微力ですが、1つの責任かなと思っています。そこに関しては勉強していくつもりです。 記者:じゃあ、今後、そういうことを、結局、失敗したことを、例えば講演ですとか、もしそういう場があるのであれば、伝えていくっていう活動をしていくっていうこともあり得るんでしょうか。 木本:そういうことをさせてもらえることがもしあれば、本当に僕、そういう活動をまずはしていきたいって願っています。そのために今、本当に勉強を始めています。ありがとうございます。 司会:それでは、これで最後にさせていただきます。すみません、真ん中の方、どうぞ。 【書き起こし】TKO木本さん会見1月23日 全文4へ続く