「もう投資は二度といい」TKO木本さん会見1月23日(全文3)
なぜ投資にのめり込んだのか
記者:ABEMAニュースの外山です。 木本:お世話になってます。 記者:今、こうやって会見でお話を聞いてると、とても自分の言葉を選んで、とても頭が良くて、本当にお仕事ができる方なんだなというのは、持ち上げるわけではないんですけども、正直、思いました。で、この方が、仕事よりも投資にのめり込んでいったっていうのは、何がそうさせたのか、不安なのか、焦りなのか、もしくはFXをしたときに得られる【思い 01:00:03】なのか。仮想通貨が上がってくるときの、うわあ、っていう表現をされた、その万能感なのか。なんだったのかっていうのがちょっと分からず、教えていただければなと思うんですけど。 木本:一番最初は初めて経験した、いわゆる値段が高騰していくっていう中で資産が増えるっていうのを目の当たりにしたときの高揚感っていうのに、きっとのめり込んだんだと思います。それはでも、のめり込んだと言いつつも、本当に趣味の範囲で、自分の中でそこに使っていいお金っていう決まった範囲でしかやってなかったんですけど。そこでいろんな知識が入っていく中で、いろんな本を読んだりするときに、投資家の人の本を読んだりとか、いろんな例を見ていると、成功例ばっかり見てしまうわけじゃないですか。その中で、そうか、自分の仕事って、やっぱり常に水物でその不安とは闘ってましたし、年齢的にもいよいよ50代が近づいてきたっていう時期に入ったときに、正直、仕事に対してこれから先、大丈夫かっていう不安がありました。 そういう意味で、収入の、僕がよく口にしていたのが、家庭内で口にしていたのが、収入の柱をもう1つ、なんとかつくらないと、この先、怖いよなっていうようなことをよく1人で言ってたんですけど、その柱を、なんか高揚感で、それってギャンブルと一緒なのに合わせてしまって、なんとかお金を増やして、いつまでもこのお笑いっていう仕事を続けれるようにしたいなって思い始めてました。その先にコロナ禍に入ってしまい、よりまたちょっと不安が大きくなってしまい、さらに躍起になってしまったっていうのが正直なとこです。はい。ありがとうございます。 司会:はい、すみません。お時間のほうがちょっともうございませんので、あと数名かで。 木本:はい、お願いします。