松田鈴英からアマチュアへアドバイス。ドローボールをうまく打つ方法
悩めるアマチュアゴルファーへ人気女子プロがとっておきのアドバイス 松田鈴英プロ編レッスン2.ドローボールを打つ 【写真】女子プロ「注目プレーヤー10名」のすごさ 人気女子プロが、アマチュアゴルファーが抱える問題や悩みを解消してくれる実践レッスン企画。今回は、52歳・男性Sさんから届いた「ゴルフを始めてから、ショットに関してはずっとスライスです。ドローボールも打てるようになってみたいのですが、すぐにできる打ち方を教えてください」という質問について。これについて、再び松田鈴英プロが指南してくれた――。
◆ドローボールの打ち方 私の持ち球はフェードで、ターゲットに対してクラブを左に振っていきます。いわゆる、アウトサイドインの軌道ですね。ですから、ドローを打つ場合はその逆で、インサイドアウトの軌道で打てばいいわけです。 打ち方は、構えた時にフェースをターゲットに対して真っ直ぐに合わせたら、クラブをターゲットよりも右に振っていきます。これで、ドローボールが打てます。 ●フェード ●ドロー
◆うまくドローを打つカギ クラブをターゲットよりも右に振っていく時に、多くのアマチュアの人はダウンスイングで右腰が浮いて、左腰が引けてしまうと思います。そうならないように、腰を含めた体の右サイドが(前に)出ていくのを我慢しなければいけません。その点が、ドローを打つ時の難しさになってきます。 そこで、ダウンスイングで"右のお尻の張り"を意識してスイングをしてみてください。右のお尻が張っている時は、股関節にしっかり上半身が乗っている状態なので、ダウンスイングで体が開かず、クラブは自然にインサイドから下してこれます。 逆に、右のお尻の張りがなくなった時は、左腰が引けて右腰が伸び上がっている状態になっているので、ドローを打つのは難しいです。 ○ ×
古屋雅章●取材・構成 text by Furuya Masaaki