こんなトースト見たことない! 世にも幸せなトーストの世界。
トーストといったら、バター、ジャム、バリエーションはせいぜいピザトーストくらい? いやいや、トースト、懐深いです。栄養満点のしっかり朝食に、フルーツ満載のご褒美‘おめざ’に。 無限の可能性を秘めたトーストの世界にご案内してくれるのは、元エルグルメのエディター山口繭子さん。 毎朝食べているトーストをアップしたインスタグラムが話題になり、本を出すに至ったほどトースト愛にあふれた山口さんの、世にも美しく、そして美味しいトーストの数々をご覧あれ!
断トツのキラキラ系!いちごとマスカルポーネの「港区トースト」
いちごという存在そのものが何とも「キラキラ」。私が主役♪感をかもしてくるトーストです。 いちごの甘さ、酸っぱさに、マカダミアミルクの甘さ、さらにはエスプレッソソースの苦みが、可愛いだけじゃない大人のトーストに仕上げてくれます。 23区に例えるなら、どう考えても「港区」。 <recipe> 1.トーストにマスカルポーネを思いっきりぬる。 2.半割りにしたいちごを、雑に適当にごろごろのせる。 3.マカダミアミルク(なければ練乳でもOK)とエスプレッソソース(マスカルポーネの付属品。なければバルサミコなど)を、はみだし上等でダラダラたらす。
お腹も満足のデリ系。しらすと卵の「世田谷区トースト」
目玉焼きにテンションが上がってしまうデリ系トーストは、いわば地に足の着いた「世田谷系」。 しらす、ニンニク、オリーブオイルそして仕上げにかけたパプリカが、朝から「うま味祭り」を開催してくれます。 夜なら白ワインを合わせてぜひ。 <recipe> 1.アヒージョをつくる。スキレットや小さめの鍋にしらすと刻みにんにくを入れ、ひたひたのオリーブオイルで、弱火でじっくり揚げ焼きに。 2.1.の途中で中央にくぼみをつくって、卵を割り入れ、ジュージュー焼く。 3.アヒージョを作っている間に、食パンをこんがりめにトーストする。 4.トーストにアヒージョを乗せ、黒コショウとパプリカを好きなだけ振る。
レモン党の皆様に!チーズと合わせた「渋谷系トースト」
見てよし、食べてよし、どんな素材もとたんに爽やかに、おしゃれ味にしてしまうレモン。 こちらで合わせたのはチーズと大量のはちみつ、そしてミントにこしょう。おいしい確信はあるけれど、味の想像はまだつかない。 そんなカルチャーミックス「渋谷系トースト」。 <recipe> 1.食パンにシュレッドチーズをどっさりのっけ、うすーく切ったスライスレモンを並べて焼く。 2.焼けたら、端からはみ出たレモンをキッチンバサミで容赦なく切り落とす。 3.はちみつをドバッとたらす、ミントの葉をのせ、黒コショウをふる。