本木雅弘、清水美砂との共演「普通の関係ではいられない」
俳優の本木雅弘(58)が23日、都内で行われた映画「海の沈黙」(若松節朗監督)の公開記念舞台挨拶に登壇した。 【画像】本木雅弘、清水美砂との共演「普通の関係ではいられない」 脚本家・倉本聰氏の渾身(こんしん)の物語を映画化。姿を消した天才画家(本木)が秘めてきた思い、美と芸術への執念、そして忘れられない過去が明らかになる時、至高の美と愛の全貌がキャンバスに描きだされる。 本木は、「皆さんに見ていただけることで、正真正銘私たちも安堵(あんど)している。倉本先生も富良野で船出を喜んでいらっしゃると思う」と挨拶。「この作品は結末を知ったところで終わるタイプではない。2時間では収まりきれなかったいろいろなものが、これから自分事になって響いていくという作品」と力を込めた。 また、全身に入れ墨がある謎めいた女性を演じた女優の清水美砂(54)との共演に、「『シコふんじゃった。』で出会い、95年のNHKドラマでも妻役だった」と振り返り、「その時は清水さんの髪をハサミでザクザクと切り刻む狂気な役で、今回は入れ墨を彫りまくる。どうも清水さんとは普通の関係ではいられないようで、感慨深かった」と話した。 清水は同シーンで、全裸で横たわる体当たり演技を披露しており、「大好きな本木さんのために、愛を込めて全裸になりました」と笑った。
テレビ朝日