12日にJR鹿児島本線の川内駅で貨物列車が脱線した事故で、14日朝から脱線した車両の撤去作業が行われ、1両がレールに戻されました。 （記者） 「作業開始から約11時間が経ち、脱線した車輪がレールの上に戻りました」 　この事故は、12両編成の貨物列車が川内駅を出発した直後、線路の切り替えポイント付近で、前の3両が脱線したものです。 　脱線しなかった車両は13日に移動させ、14日午前9時ごろから脱線した車両をジャッキを使ってレールに戻す作業が行われました。午後8時ごろ、脱線した1両がレールに戻されました。 　15日は傾いている先頭の機関車をジャッキを使い、水平に戻す作業を行うということです。川内と隈之城の間について当面の間は終日、運転を取りやめるということです。 　また16日（月）からはバスによる代替輸送を実施する予定となっています。