「うちのバカがお世話になってます」会社の飲み会の帰り道、モラハラ夫が待ち伏せしていた!?怯える妻の様子が普通じゃない…【作者に聞く】
「俺に子どもさえいれば出世できるのに」 ――私がハラスメントを受けた相手は、夫でした。 【漫画】本編を読む 自分たちの体験を元にした創作漫画を投稿している二人組の漫画家、ネギマヨ(@negimayo3)さん。今回ウォーカープラスでは「“産めハラ”しといて自分は不倫!?~最低モラハラ夫からの脱出~」と題し、モラハラ夫に追いつめられる妻のリアルを臨場感たっぷりにお届けする。 「不倫は性処理!自分が出世できないのは子どもがいないから!?」 勘違いモラハラ夫を断罪するまでの波乱万丈ストーリー。 ――小宮課長をはじめ、真奈美の職場は暖かい雰囲気ですね。ネギマヨさんの職場での思い出があれば教えてください。 マヨ:大好きな上司がいたのですが、ギャグみたいな行動をとる人で、咳をしているので「ゆっくり舐めてくださいね」と飴を渡すと一口目で噛み、「車で寝るなよ」と言ってきて自分が寝てました。カラオケでは自分で感動して泣きながら歌っていました。最年少で部長になるほどすごい人だったのですが…。 ネギ:思い出ではないんですが、私が勤務している会社はわりと真奈美の職場の雰囲気と似ていますね!変な人も多くて漫画にしたりしていますが、基本はいい人が多く、適度な距離感があるのでたまの飲み会は盛り上がります。 ――「もしかしてモラハラを受けているのかも?」という疑いを持ったとき、周囲の人ができることはあるのでしょうか。 モラハラの疑いを感じたら、信頼関係を築いてから、話を聞ける状況をつくることが大切です。直接的に「モラハラでは?」と尋ねず「何か困っていることがあればいつでも相談してね」と伝えると、本人が話しやすくなると思います。 ――智樹を咎めようとする上司から、とっさに智樹をかばってしまう真奈美の姿が印象的でした。これはモラハラを受けている人にはありがちな行動なのでしょうか? モラハラ被害者が行う典型的な行動で、「共依存」として有名です。加害者をかばってしまうことで、「自分が問題を起こさせないように」と自分を責めることが多く、かえってモラハラが悪化することも…。 取材・文=濱田瑠奈