Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

県立大対面講義再開に賛否

配信

岩手日報

 新型コロナウイルス感染症の影響で遠隔講義を行ってきた県立大(鈴木厚人学長)は、22日から対面での講義を再開する。学生や教職員からは歓迎の一方、想定していなかった前期途中での変更に戸惑う声も漏れる。寄せられた声から特命取材班が取材を進めると、同感染症に振り回される学生と大学の苦悩が浮き彫りに。「感染ゼロ」が続く本県の教育現場は模索が続きそうだ。  同大は1日、政府の緊急事態宣言全面解除を受け、5月18日から実施していた遠隔講義を対面講義に移行すると決定。「前期は原則として全ての科目を遠隔により実施する」としていた方針を転換した。  前期の遠隔講義を想定していた学生は困惑。「アルバイトを辞めてネット環境のある実家に戻ってしまった」「遠隔講義のためにパソコンを買い、ネット回線を引いたのに」との声が特命取材班や大学に届く。  声を集約し、大学側に届けようという学生有志団体の代表で、総合政策学部2年の山本一輝さん(20)は「大学生活の中心は学生。大学には学生目線に立った運営をしてほしい」と要望。一部の教職員も「講義方式の変更は学生の生活に大きな影響を与える。学生や教職員の意見に耳を傾けてほしい」と訴える。

【関連記事】