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チェーンソーで三国志の武将 御坊市で城所さん制作

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紀伊民報

 和歌山県田辺市龍神村のチェーンソーアーティスト城所ケイジさんが、スギの大木を使った作品を御坊市内で完成させた。中国・三国時代の武将として知られる関羽を力強く表現している。  御坊市熊野の土木業、中家組(中家伊三次会長)の事務所前で、延べ10日ほど作業に取り組んだ。同社は2018年から、敷地内に大掛かりなイルミネーションを年中点灯させており、立ち寄りスポットになっている。  中家会長が、自身が好きな武将である関羽を作ってほしいと、城所さんに依頼。かつらぎ町から直径約1・3メートルのスギを取り寄せた。  城所さんは、人物をモチーフにした作品は多くないが、中家会長所有の彫刻を参考にしながら着手。足の位置などポーズを工夫し、木の太さを最大に生かしながら彫刻した。  完成した作品は高さ約2メートル。城所さん独自のアイデアで、関羽の胸元にライオン、肩にはうろこが象徴的なコイを彫って迫力を持たせた。左手で長いひげを束ねている。右手に持つ長刀は、別の木を使うことなく、人物と一体として彫ることにこだわった。表情は、勇ましさの中にも優しさが感じられるように仕上げたという。  作品の仕上がりに中家会長は「素晴らしいの一言」と語り、三国志で語り継がれている他の人物も作ってもらいたいと期待を寄せている。  城所さんも「県内産のスギでこれほど大きな木材を手掛けたことは少なく、やりがいがあった。人物ということもあり、ディテール(細部)にもこだわったので見てもらいたい」と話している。  作品は、事務所に設けた台に据え、来訪者に見てもらえるようにする。

紀伊民報

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