12月12日夜から13日にかけて静岡県内では、火事が相次ぎました。伊豆の国市では、倉庫が全焼したほか、浜松市ではアパートの一室を焼き1人が意識不明の重体です。 12日午後11時頃、伊豆の国市大仁で「建物が燃えている」と近所の住民から警察に通報がありました。 ＜近くの住民＞ 「オレンジ色に燃えていた。すごかったよね、音もバンバンバンバンみたいな。こっちまで（火の粉が）飛んでくるんじゃないかと」 火は木造平屋建ての倉庫を全焼したほか、隣接するアパートの壁などを焼き、約2時間後に消し止められました。けがをした人はいませんでした。警察や消防が詳しい出火原因を調べています。 一方、13日朝早く、浜松市中央区小豆餅のアパートで1室を焼く火事がありました。 13日午前4時頃、「アパートが燃えている。玄関から火が出ている」と新聞配達員から消防に通報がありました。 火は2階建てアパートの1室を焼き、1時間ほどで消し止められました。この火事で火元となった部屋に住む男性（44）が一酸化炭素中毒の疑いで病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。警察と消防が火が出た原因を詳しく調べています。