「マイナポイント第2弾」に申し込んでみた 合計2万円の特典を得るのに必要なことは?
ポイントやお得なことが大好物。そんな筆者は「マイナポイント第2弾」の健康保険証と公金受取口座の申し込みを心待ちにしていた。その申し込みが2022年6月30日に開始したので、早速申し込んでみた。 【画像】公金受取口座の登録手順
マイナポイントって何?
そもそも「マイナポイント」とは、マイナンバーカードを取得した上で一定の手続きを行った人に対してポイントを付与する、総務省が実施するポイント還元事業。 第2弾では3つの施策が行われている。施策1が、対象のキャッシュレス決済サービスへの2万円のチャージまたは買い物で、最大5000円分のポイントがもらえるというもの。これは第1弾と同じもので、筆者は既に獲得済み。施策2がマイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにする申し込みで、7500円分のポイント付与。そして施策3が公金受取口座の登録で、こちらも7500円分のポイントが付与される。 第1弾や施策1では2万円のチャージまたは買い物が必要と、ポイントを獲得するために出費が必要になったが、今回の施策2と施策3では「マイナポータル」アプリで操作するだけで、合計1万5000円分のポイントがもらえる。実にお得だ。 もちろん、「健康保険証として利用するといっても、使える医療機関が少ないよね」「公金受取口座として銀行口座を登録したら、入金状態を確認されるんじゃないの?」といったことを思う人もいるだろう。 マイナンバーカードは2021年10月20日から健康保険証として利用できるようになり、対応する保険医療機関・薬局は拡大中。2023年4月からシステム導入義務化を目指す方向で検討が始まっているので、間もなくどこでも利用できるようになるだろう。スマホアプリで薬剤情報や医療費通知情報、特定健診情報などが確認でき、確定申告で医療費控除の手続きをするときにも、医療費通知情報を自動入力できるのが便利。 公金受取口座の登録も、あくまで緊急時の給付金などの申請や受取を速やかに行うためのもの。預貯金残高などの情報が知られることはなく、税務調査などの法令に基づく場合を除いて、預貯金口座の残高や取引記録などが確認されることはないとする。