冷酷な敵ライオン“キロス”を前に絶体絶命!?

　ディズニーの超実写版「ライオン・キング　ムファサ」の本編映像の一部（https://youtu.be/4J5xysQfifY）が初公開された。若き日のムファサとタカが、冷酷な敵ライオン“キロス”率いる群れに追いつめられる緊迫のシーンが収められている。映像には、超実写プレミアム吹替版の声優を務めたムファサ役の尾上右近、タカ役の松田元太（「Travis Japan」）、キロス役の渡辺謙の声が収録されている。 【フォトギャラリー】前作からさらに進化した超実写版「ライオン・キング　ムファサ」場面写真 　アフリカの大地を舞台に生命をテーマに描いたアニメーション映画「ライオン・キング（1994）」は、映画賞、音楽賞を総なめにし、2019年には超実写版が公開。ディズニー映画として世界歴代映画興収No.1となる約16.6億ドルを記録した。 　今作では、「ライオン・キング」で息子シンバを命がけで守ったムファサ王と、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカーの若き日が描かれる。冷酷な敵ライオンから群れを守るため、新天地を目指す旅の過程で孤児から王へ運命を切り拓くムファサ。そして、彼の運命を変える“弟”タカ（後のスカー）。血のつながりを超えた兄弟の絆に隠された秘密が明かされる。 　映像は、森から逃げてきたムファサとタカが、川の流れが激しい岩場に走ってくるシーンから始まる。「泳いで逃げよう」と焦るタカに対し、ムファサは森に戻って戦うことを提案。意見が食い違ったまま足を止めてしまうが、舞い立つ砂埃の中から全速力でガゼルが逃げていく。不穏な空気に表情が強張る2匹の前に、群れを引き連れたキロスが登場。「俺の息子を殺したのはどっちだ？」という問いかけに、「逃げられない」と観念したムファサは、「僕だ。あっち（タカ）は野良だから見逃してやってくれ」とタカだけは逃がそうとする。しかし、キロスの側近であるメスライオンのアマラとアクアが、タカが王家の血を引いていることを告げる。冷酷な敵ライオン“キロス”は、「血には血を……」と不敵な笑みを浮かべる。 　前方からはキロスの群れが迫り、後方には激しく流れる川が広がる絶体絶命の状況のなか、2匹はどうやって窮地を脱するのか。物語の続きが気になる本編映像となっている。 　「ライオン・キング　ムファサ」は12月20日から全国公開。