「異常に釣れました」「ぽんぽん釣れた」スレた場所こそ圧倒的ルアーパワー。セッティングが決まればあとは信じて投げるだけ!
不思議な魔力を持ったブルーギルを模したルアーたち。ここではギルルアーの使い手である10人のアングラーに、各々がプロデュースしたモデル、得意とする使い方を紹介してもらった。あなたも目指せ、ギルルアーマスター。 【画像】「ギルがいなくても関係ない」圧倒的パワーをもつギルフラット
赤松 健(あかまつ・けん)
天才岸釣り師の村上晴彦さんと師弟関係にあり、その独特のフィッシングセンスを吸収し、オリジナルスタイルに昇華。一誠スタッフとしてヒットルアーを数多くプロデュースしてきている。
スレた場所でこそ感じるギルフラットの圧倒的ルアーパワー。セッティングが決まればあとは信じて投げるだけ!
赤松さんがギルタイプのルアーを選択するのはどんなとき? 「ギルがいるかいないかはあまり関係なく、バスの反応を見ながら、ストレートなのか魚系なのか、ムシっぽいほうがいいのか、ギル系のほうがいいのか、いろいろ試していく感じですね。特にギル系が効くのは、まわりのアングラーがみんなフィネスをやっているとき。バックウォーターとかで、みんなサイトで小さいワームばかり投げている、バスはフィネスにスレている状況で、ギル系を入れると一撃で食ってくることはありますね」 初めてギルフラットを使ったときの感想は? 「異常に釣れました。いつも苦労して食わせるような見えバスがぽんぽん釣れた。一時期はサイトでギルフラットしか使わなかったくらい。もちろん、今でもよく釣れますけどね。使い方は、サイトでやる場合はバスの目線のギリギリ視界の内側に入れる。すると、大抵のバスはルアーを見にきます。そのままステイさせていて食うときもありますし、食わなそうならトゥイッチを入れる。そこはバスの反応を見ながらですね。なるべく岸の近くに入れたり、カバーに隠すように入れると食う確率は上がります。あとは放置。オープンウォーターで、でかいバスが絶対回遊してくるだろうという超一級スポット。そういう場所に入れて置いておくんです。放置しておいて、たまにちょんとトゥイッチを入れたり。1投に15分くらいかけるつもりで、気長にやってみてください」 ギルフラットを使うときの注意点は? 「しっかり縦に泳ぐこと、そしてしっかりフッキングできること、このふたつを満たすフックセッティングが大事です。このセッティングが決まっていれば、あとはバスに食い気があるかどうかだけなんで、ルアーパワーを信じて使ってみてください!」