お笑いコンビ・ツートライブ、「漫才師」へと化す信念の出囃子
お笑い芸人が舞台へ上がる際に流れる音楽「出囃子」。芸人にとっては自分たちの登場を知らしめる重要なテーマ曲、また舞台に立つエンジンであり、それぞれに思い入れがあるはず・・・。 【画像】私服×野外×ビールで、今回はラフめにインタビュー開始! そこで「よしもと漫才劇場」(大阪市中央区:以下、マンゲキ)所属芸人から、曲に込められた想いや経緯などを深掘りする連載がスタート。マンゲキメンバーの兄貴的存在・スマイルの瀬戸をインタビュアーに、今回は独特なワードセンスがクセになる「イキり漫才」で注目、ツートライブ(たかのり、周平魂)に迫ります。
■「アホなことしたい、そのために盛大にかっこよく」(周平魂)
瀬戸:では改めまして・・・インタビュアーの瀬戸でございます。でね、今回も出囃子なんですよ! 周平魂語で言うと「出囃子」はどういう言葉に変換されるの? 周平魂:え? いや出囃子自体がそもそもイキってはいるんですけど・・・まぁ「バヤシ」ですね。バヤしバヤされるから舞台に出て行くっていう。・・・あの、始まって20秒後に大喜利要求すんのやめてもらっていいですか? めっちゃ腹立ちましたわ! 瀬戸: 一応この記事を読む人のツカミになりますので、ここを外されるとちょっと影響が出るので。 周平魂:ええ!? 何を言うてるんさっきからほんま・・・。じゃあ出囃子とかけまして・・・。 瀬戸:出囃子自体がもうかけてるんですよね、極論ね。曲をね。 たかのり:いやもうそんなんいらないっす!(笑) ボケ潰しのインタビュアーやなぁ。 周平魂:え~~~・・・はい、赤ちゃんと解きます! どちらも立たなしゃぁない。舞台に立たな・・・あかん、もっかい! 瀬戸:お上手です・・・。 周平魂:おいおい、なんで聞いといてしんどくなっとんねん!? 前回のミルクボーイさんのときよりひどなってますよ、インタビュアーが真ん中に立ちすぎですって(笑) 瀬戸:すみません(笑)。 でもミルクボーイに「かっこいいと思う出囃子は?」って聞いたらすぐにツートライブの名前が挙がったんよ。芸人のなかでも評判らしくて。もちろんこだわってるよね? ちなみに何て曲? たかのり:Hardknox(ハードノックス)※1の『Fire Like This』って曲ですね。