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ハナコ岡部、ずん飯尾、東京03角田……近ごろ地味目の芸人がドラマに起用される理由

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文春オンライン

 県史上初の首相誕生に湧く秋田から、もう1人新星現る!? 「お笑いトリオ・ハナコの岡部大(31)です。菅義偉首相と同じ秋田県出身で、東大合格者を12人(2020年)出した進学校・秋田高校から早大スポーツ科学部に進学した」(芸能記者) 【写真】この記事の写真を見る  岡部と聞いても首を傾げる向きも多いかもしれないが、9月14日より再開されたNHK連続テレビ小説「エール」で、主人公の裕一(窪田正孝)に弟子入り志願してきた坊主頭のガタイのいい男・五郎役だ。 「裕一の義理の妹・梅(森七菜)から逆プロポーズされ婚約という展開が進行中。『何という爽やかな告白。五郎の幸せ者!』という声が上がるほどハマっている。礼儀正しいが不器用、という難しい役を自然体で演じており、『裸の大将』で山下清役を演じた芦屋雁之助と重ねる関係者も。役者として大ブレイクする可能性がある」(同前)  ハナコは2014年結成。秋山寛貴(29)、菊田竜大(33)、岡部いずれもワタナベコメディスクールの出身だ。18年「キングオブコント」で優勝して一気に名をあげた。 「前年の彼らのギャラが20万円。それが一気に1000万円の賞金を手に入れたのに、岡部は地に足が着いていた。お笑いだけではなく、事務所の先輩、ネプチューンの原田泰造のように役者にも進出したいと目標を抱いていた」(芸能関係者)

芸人たちが連ドラに起用される理由

 役者としては実質、今年がデビュー年。「エール」では前述の弟子入りシーンでテストを受けたという。 「“顔を真っ赤にして涙を浮かべる迫真の演技”が高評価を受け、起用が決まった」(前出・芸能記者)  平均15.1%という高視聴率をあげた夏ドラマ「私の家政夫ナギサさん」(TBS)にも、主演の多部未華子の同僚役で出演した岡部。同じく「ナギサさん」に出ていた飯尾和樹(ずん)、「半沢直樹」(TBS)の角田晃広(東京03)など、最近は知名度目当てとも思えない芸人の連ドラ起用が目立つが……。ドラマ制作関係者が言う。 「制作側にも“脇役に気の利いたキャスティングをして評価されたい”という欲があり、そんなとき芸人が俎上に載る。彼らに共通するのは、かつての明石家さんまのようなオーバーな“芸人演技”ではなく、地のままじゃないかと思わせるトボけたキャラクターがあること。常に客前でコントを演じてきたから肚も据わっている。ただ、キャラからはみ出た役柄に進出できるかは、今後の演技力の伸び次第。岡部は若いから、期待できる」  新首相よろしく、ドラマの“仕事師”となれるか岡部。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年10月1日号

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