平屋住宅の人気じわり、新築割合10年で2倍に…冷暖房効率アップ・低コストなどメリットも
建設費がさらに抑えられる建て売りを強化する動きもある。分譲住宅大手「飯田グループホールディングス」傘下の一建設(東京)は9月、神奈川県内で平屋の分譲を始めた。東武不動産(東京)は10月から、高度成長期に建てられた空き家を買い取り、平屋を建てて分譲する。千葉県や埼玉県での整備計画もある。
不動産情報を扱うライフルホームズ総研の中山登志朗副所長は「少人数世帯に適した平屋の人気は今後も定着していく。購入する側は、メリットとデメリットを吟味して検討することが大切だ」と指摘している。