【速報】韓国 尹大統領への弾劾訴追案を可決
韓国 尹大統領への弾劾訴追案を可決
韓国の国会は14日、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の「非常戒厳」宣言は憲法違反だとして野党が提出した2度目の弾劾訴追案を可決しました。尹大統領への弾劾訴追案をめぐっては前回7日の採決では与党側の大半の議員が欠席し弾劾案は可決されませんでした。今回の採決では与党「国民の力」の一部議員も賛成にまわるなど在籍議員の3分2以上が賛成し、可決しましたこれによって尹大統領は職務停止となり、韓悳洙(ハン・ドクス)首相が権限を代行します。尹大統領は弾劾訴追されても憲法裁判所の審判で争う意向を示していて今後、大統領を罷免するかどうかは憲法裁判所が180日以内に判断する見通しです。韓国大統領への弾劾訴追は2016年の朴槿恵(パク・クネ)氏以来3例目で、任期半ばの尹大統領の職務停止は尹氏の主導で改善した日韓関係にも影響が出る可能性があります。