ヘンリー王子&メーガン妃、王室離脱後は「ダイアナ妃の遺産」で生活
3月7日(現地時間)、CBSで放送されたオプラ・ウィンフリーとのインタビュー番組で、ヘンリー王子とメーガン妃は数々の情報を暴露した。 タブロイド紙による誹謗中傷に悩んだメーガン妃に自殺願望があったことから、ヘンリー王子がマスコミに苦しみ、何とかするよう家族に助けを求めたが拒否されたことまで、母国と王室を離れた理由を赤裸々に語った。 【写真】ヘンリー王子夫妻の最新インタビューで判明した、8つの驚きの事実 ロイヤルファミリーとの関係にまだヒビが入ったままだという2人の話の中で、ヘンリー王子は、王室離脱を決めて以降、経済的には完全に切り離されたとも認めた。結果的に2人は母国と王室を離れて、主には1997年に死去した母ダイアナ妃の遺産を使っていると語った。 夫妻に対する王室からの経済的支援は「2020年第一四半期」に終わったとヘンリー王子。同年1月に王室離脱を発表してすぐのことだ。
「でも、僕には母の遺産がある。それがなければ自立することはできなかった」とヘンリー王子は続け、ダイアナ妃自身がイギリスのタブロイド紙と王室に苦しんだことを思うと、彼女はこれを予知して助けてくれているように思えるとも付け加えた。 「母はこのことをどう思っただろうかというあなたの質問に戻ると、彼女はこうなることを予想していたように思いますね。今回のことを通じてずっと僕が母の存在を感じていたのは確かです」 ヘンリー王子は、ダイアナ妃が兄のウィリアム王子と彼に30歳になったら受け取ることができる信託として1000万ポンドずつ(約15億円)遺した遺産を2014年の誕生日に受け取った。 正確には、ヘンリー王子とメーガン妃がSpotifyと Netflixとの超大型契約を結ぶまでに使うことができたのは、母からの遺産だけではない。ヘンリー王子には他にもロイヤルファミリーからの遺産がある。
曽祖母クイーンマザーは彼とウィリアム王子とで分ける遺産を約1400万ポンド(約21億円)遺したが、その大部分をヘンリー王子が相続した。彼には国王になれば受け取れる経済的メリットがあまりないからだ。 またメーガンは長年続いた『SUITS/スーツ』シリーズのギャラと、シリーズが配信サービスされていることによるギャラが残っていることに加え、ロイヤルウエディング前にやった仕事から、結婚する時には推定500万ドル(約5億円)の貯金があったと見られている。
Translation: Mitsuko Kanno