店頭の野菜、ベルリンから遠隔栽培 サミットが独インファーム社と提携し21年1月に初導入
サミットは、独インファーム社と業務提携を行った。 インファームが推進する都市型農業を通じた食糧の安全性・品質・環境負荷低減を追求するビジョンや企業姿勢が、事業ビジョン「サミットが日本のスーパーマーケットを楽しくする」や新中期経営計画「GO GREEN 2022」の方向性と合致したとしている。 インファームは、13年にベルリンで設立され今では700人以上の多国籍チームが運営する世界最大級の都市型農業プラットフォームで毎月50万本以上の植物を収穫し、独自のネットワークで流通させている。 インファームのファーミングユニットは、ベルリン本社から遠隔にデジタル制御され、植物生育状況を可視化し、継続的に改善する仕組みにより、天候に左右されず成長する。 無農薬で、栄養と風味に富んだ新鮮な状態の苗を手に入れられることから、欧州の高級レストランで採用されるなど、その新鮮さと風味の良さが高い評価を得ている。 21年1月下旬からサミットストア五反野店で導入。他店舗展開についても検討している。