グリズリーズのザック・イディー（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

　米プロバスケットボールNBAグリズリーズの河村勇輝が、またも話題を呼んでいる。 　河村は現在、ツーウェー契約のためグリズリーズと下部Gリーグのハッスルとを行き来しながらプレー。ハッスルでは大活躍を続け、グリズリーズでの出場時間も順調に伸ばしている。 　全米で注目度が高まる中で、レジェンドコンビとの比較もされている。 　米メディア「ジョイソース」は「マヌート・ボルとマグシー・ボーグスだ。2人はワシントン・ブレッツ（現在はウィザーズに改名）のチームメイトだった。両選手とも堅実なキャリアを積み、コート上でのパフォーマンスで記憶に残っている。また、彼らは非常に背が高い選手と非常に背が低い選手としてもよく知られている」と指摘。そして「背の高い選手の中に、とても背の低い選手がいるのは、おそらくさらに異例なことだろう。NBAに新たな奇妙なカップルが誕生したことを報告できることを大変うれしく思う。彼らが先代のボルとボーグスに似ていることは明らかだ」と同僚で長身のザック・イディーとの〝身長差最大コンビ〟にフォーカスした。 　ボル氏とボーグス氏はともにNBAで活躍した名選手。特にボーグス氏は身長約160センチとNBA史上最も背が低い選手として脚光を浴びた。河村はそんなレジェンドに匹敵する存在になると同メディアは太鼓判を押したのだ。 「河村勇輝は非常に小柄な選手で、現在NBAで最も背が低い選手だ。河村は俊敏さと狡猾さを使ってディフェンスをかわし、チームメイトをオープンにする。これは、典型的なパス重視のポイントガードが減っているNBAではますます価値が高まっているスキルだ。ファンは彼を愛している、愛さずにはいられないだろう」と絶賛。実力と人気を兼ね備えた選手になると同メディアは大きな期待を寄せた。 　河村フィーバーは全米で高まる一方だ。