Angelbird、VPG400・CFexpress 4.0準拠のType Aカード…100%オーバープロビジョニングで性能向上
株式会社銀座十字屋ディリゲント事業部は12月13日(金)、AngelbirdのCFexpress Type Aカード「AV PRO CFexpress A」を発売した。価格は256GBが3万1,980円、512GBが4万8,980円、1TBが9万8,980円。 【この記事に関する別の画像を見る】 CFexpress 4.0規格のType Aカード。最大転送速度は読み出し1,800MB/秒・書き込み1,650MB/秒で、10月に発売した「AV PRO CFexpress A SE」の2倍の速度を有する。持続速度は読み出しが1,700MB/秒、書き込みが800MB/秒。VPG400に準拠しており、安定した動画記録が可能という。 いずれのモデルも100%のオーバープロビジョニング(以下、OP)を採用した。これはフラッシュメモリーの1部を見えない領域として確保するもので、例えば512GBの場合、実際には1,024GBの物理容量を持ちながら記録領域として512GB、残りの512GBをOPとして活用する。 これにより、メモリーコントローラーが効率的にデータ管理を行い、性能と耐久性を飛躍的に向上させるという。具体的にはバッファー超過による撮影の中断を防いだり、データ書き込みをメモリー全体に均等に分散することでメモリーセルの劣化を抑制するなどのメリットがあるとしている。 対応カメラはα1、α1 II、α7 IV、α7R V、α7S III、α9 III、FX3、FX30、FX6。 購入後30日以内にメーカー登録すると、3年間の保証が付帯する。
デジカメ Watch,本誌:宮本義朗