日本プロ野球名球会と三島市長らが座談会…少年野球指導者に古田敦也理事長「まず野球を楽しんでもらうことが大事」
日本プロ野球名球会と三島市長、少年野球関係者の座談会が12日、三島市内で行われた。同日に開催した名球会総会を記念した企画に、名球会から古田敦也理事長(59)と宮本慎也理事(54)が参加した。 レジェンド2人が地域の野球振興や、少年野球での指導をテーマにした質問に回答した。古田氏は野球を継続してもらうため「まず楽しんでもらうことが大事。ただ楽しむのではなく、子どもたちにとって技術的にうまくなっているという実感を抱かせることが必要」と話した。宮本氏は自らの少年野球指導の経験から教え方、食育の重要性を説いた。三島ゴールデンイーグルス父母会長の中山大輔さんは「充実した座談会だった。他の父母や、きょう来れなかった監督にこの話を共有したい」と笑顔。三島市・豊岡武士市長は「少年野球の監督にとっていい影響を与える機会になった」と喜んでいた。 (伊藤 明日香)
報知新聞社