【大人のヘアカタログ】透明感カラーと顔まわりの動きがやわらかなレイヤーロングヘア
骨格補正効果で丸顔・面長の悩みを目眩まし
マンネリしがちなロングヘアですが、実はデザイン次第でイメチェンしやすい長さ。お悩みの中でも上位の「小顔に見せたい」「顔型を補正したい」といった顔型悩みは、両サイドにゆるっとした毛流れを作ることで解消できます。また顔まわりに動きを出すことで重心が上がり、くびれの効果で首を長く見せてスタイルアップにも一役! 【写真】大人にちょうどいいトレンド感が楽しめる夏のおしゃれヘア6選 トレンドの顔まわりの動きを取り入れつつ、顔型カバーができるロングヘア。ポイントは顔まわりはあごラインでやや長めに設定し、しっかりレイヤーを入れること。アイロンで毛先をワンカールさせただけでもしっかり動きが出て、顔の余白を削り小顔にアプローチします。暗髪×ロングヘアでも、光にあたるとかなり透明感が出せるオリーブグレージュのカラーなら、重くならず軽やかな印象。肌をワントーン明るく見せてくれる美肌効果も。ロングヘアはひと手間かけないと野暮ったく見えがちですが、毛先をワンカールさせるだけで仕上がるので、忙しい朝の時短にもつながります。
カットのポイント
胸下ラインに設定した前上がりロングがベース。髪表面に前上がりでレイヤーを入れ顔まわりにしっかり毛流れを作る。毛先には厚みを残しつつ、ハチ下の髪のみスライドカットで毛量を調整。まとまり感をキープしながらアイロンで巻いたときに動きが出しやすくなる。
ヘアカラーのポイント
透明感のあるオリーブと、マットで肌なじみのいいグレージュを混ぜた6.5トーンのオリーブグレージュ。日本人特有の赤みを抑えて透明感を出し、ロングヘアも軽やかに。肌色を補正しワントーン明るく見せる効果も。
スタイリング方法
全体の毛先と顔まわりのレイヤー部分の毛先をそれぞれ32mmのアイロンでワンカール外巻きに。軽い質感のオイルスプレーを髪表面にふったら、手のひらにもスプレーをふりかけ髪の内側と表面、顔まわりにしっかりとなじませる。
このヘアスタイルを担当したのは……
Un ami shibuya 池田凌さん 骨格に合わせた「顔まわり」×「レイヤーカット」で作る小顔ヘアが得意。やわらかな質感の透明感カラーがおすすめ。 モデル/中村彩夏 文/村上歩 企画・構成/足立舞香(MAQUIA ONLINE)