【中京11R・飛騨S】6番人気のベガリスが逃げ切り 殊勲の藤懸貴志「練習の成果でいいスタートが切れました」
30日の中京競馬メイン・飛騨S(3歳上3勝クラス、芝1400メートル)はハナを奪った6番人気のベガリス(牝4・高橋忠)が、外から追い込んできたユハンヌスの追撃をクビ差しのいで逃げ切った。勝ち時計は1分21秒4(良)。ゲート内でガタつくところはあったが、そこは今回10回目のコンビを組んだ藤懸。何とか我慢させて好スタートを切るとあとはマイペースの逃げを打ち、開幕馬場のインをピッタリと回って完璧な立ち回りを見せた。 殊勲の藤懸は「スタートでガタガタしてギリギリでしたけど、練習の成果でいいスタートが切れました。いつもいい状態に仕上げてくれている厩舎の方々にも感謝です」と勝因を振り返った。次走は未定だが、良績のある左回り1400メートルがターゲットになりそう。鞍上と二人三脚でここまできた馬だけに、来年のさらなる飛躍を期待したい。
東スポ競馬編集部