【最終章 価格/詳細は?】ロータス・エリーゼ/エキシージ ファイナルエディション発売
新たな時代へ
先日、ロータスは、エリーゼ/エキシージ/エヴォーラの生産終了を決定。 最新のアナウンスでも発表されているように、それぞれ25周年、21周年を迎えたロータスの象徴である、エリーゼとエキシージもその時代にピリオドを打つ。 【写真】最終章を迎えるロータス・エリーゼ/エキシージ【2モデルを振り返る】 (125枚) これらの2つの伝説的なモデルに敬意を表して、ロータスは、より高いパワー、優れた標準仕様、そして真のロータス・スタイル「軽量」を兼ね揃えた3台の新しいファイナルエディションを発表した。 ファイナルエディションはエリーゼとエキシージの「究極バージョン」という。限られた数のみ生産されるファイナルエディション、そして今まで生産されてきたエリーゼとエキシージは、今後レジェンドとして名を残すと表現した。 ファイナルエディションが生産されることにより、ロータスはファイナルエディションの購入を急ぐと考え、高い需要を想定している。 これらの限定車は、ユニークな塗装色、ファイナルエディション・オリジナル外装デカール、ホイールフィニッシュ、ニュートリム、そしてファイナルエディション・ビルドプレートが標準仕様となっている。 日本で発売されるファイナルエディションは、エリーゼ・スポーツ240ファイナルエディション、エキシージ・スポーツ390ファイナルエディション、エキシージ・スポーツ420ファイナルエディションの3モデル。なお、エリーゼ・カップ250ファイナルエディション、エキシージ・カップ430ファイナルエディションの日本導入はないという。 エリーゼ/エキシージ/エヴォーラの生産が2021年後半に終了すると、最終的な合計生産台数は約5万5000台になる。これら3モデルの合計は、最初のロータス車両が1948年に生産されて以来ロータスのロードカー総生産量の半分以上を占めることとなる。
エリーゼ・スポーツ240ファイナルエディション
エリーゼはロータスの象徴的な存在。2021年は生産25周年にあたり、同時に最後の年となる。 このファイナルエディションは、独占性と希少性は間違いなく高い需要と、将来のクラシックなステータスを保証するという。 また、この車両は、エリーゼをロータスの象徴的なクルマにしたすべてのコアバリューと機能を保持している。例えば、スーパーチャージャーとインタークーラー、1.8L 4気筒エンジンを搭載していることが挙げられる。 小型、軽量、俊敏な2シーターの標準仕様として、ファイナルエディションの車両には、インテリア/エクステリアともに大きな変化がある。 最大の変更点は、2つのスクリーンから選択できる新しいTFTデジタルダッシュボード。1つは従来のダイヤルセットを備え、もう1つはデジタル速度の読み取りとエンジン速度バーを備えたレースカースタイルという。 エリーゼ・スポーツ240ファイナルエディションは、キャリブレーションの変更により23psのパワー増となり、エリーゼ・スポーツ220の後継モデルとなる。 最高出力243psと最大トルク24.9kg-mを発生するエンジンは、実用的なパフォーマンスとクラス最高レベルの効率を提供するべくチューニングされている。 1tあたり263.6psのパワーウェイトレシオにより、0-100km/h加速は4.5秒で到達。CO2排出量177g/kmは、このパフォーマンスに対して非常に低い数値となる。 10スポーク・アンスラサイト軽量鍛造アルミホイール(フロント6.Jx16インチ、リア8Jx17インチ)を標準装着。これはエリーゼ・スポーツ220の標準ホイールよりも1本あたり0.5kg軽量となり、ヨコハマ製アドバン・スポーツV105タイヤ(フロント195/50 R16、リア225/45 R17)を組み合せる。 オプションのカーボンフロントアクセスパネル/カーボンテールゲート/カーボンシルカバーなどのカーボンパネル、リチウムイオンバッテリー、ポリカーボネート製リアウインドウにより、さらなる軽量化が達成可能となる。 また、すべての軽量オプションを選択することにより、エリーゼ・スポーツ240の重量を922kgから898kgまで減少することができる。 価格は、777万7000円(税込)。