角田裕毅「過去3回入賞したコースで、昨季はFLも記録した」オースティンとの相性はバッチリ!アメリカGP4年連続入賞に意欲|F1
ビザ・キャッシュアップRBの角田裕毅が、第19戦アメリカGPに向けて意欲を示した。 F1は第18戦シンガポールGPを終え、それから3週間のブレイクを挟んで戦いの舞台をアメリカ大陸に移す。ここからアメリカGP(10月18日~20日)、メキシコGP(10月25日~27日)、サンパウロGP(11月1日~3日)と、北中米~南米のトリプルヘッダーとなる。 角田にとってオースティンは2021年のF1デビュー以来、入賞を続けている(9位、10位、8位)トラックでもある。昨季はファイナルラップで初となるファステストラップをマークしたこともあり、思い入れのあるアメリカGPでの躍進を誓った。チーム公式メディアを通じて角田はこう述べている。 「オースティンは街の雰囲気も良いですし、コースも走っていてとても楽しい。シーズンを通して見ても、一番好きな週末と言えます」 「トラック上では、前半のセクションは鈴鹿に少し似ていると思う。これまで過去3回、いずれもポイントを獲得できたコースですし、昨年のレースではファステストラップも記録した特別な場所です」 「前回のレースからコースが再舗装されたので、トラック上がどのようなフィーリングになっているのか楽しみです」
今季6度あるうちの、4番目のスプリントレース週末という点も要注意だと強調している。 「今回はスプリントウィークエンドなので、オースティンに来る前に重ねてきた準備と、シミュレーションが大きく左右するでしょう。特に1度しかないフリープラクティスの1時間は、これまで以上に重要となりそうです」 前レースのシンガポールGPをもってVCARBダニエル・リカルドはチームから離脱し、アメリカGPより終盤6レースはリアム・ローソンがVCARB 01を駆ることになった。 角田にとっては、対ローソンという点で上回るだけでなく、ドライバーズランキング10位以内を目指すためにも、相性の良いオースティンでなんとしても4年連続入賞を果たしたいところだ。