旧JR三江線「天空の駅」にあたたかな灯り 15年目の「INAKAイルミ」にぎわう トロッコ車両夜間運転も
今年も山あいの集落が暖かい明かりに照らされました。22日と23日の2日間、島根県邑南町では恒例のINAKAイルミが開催され、年に一度、15年目の光のアートを大勢の観光客たちが楽しみました。 【写真を見る】旧JR三江線「天空の駅」にあたたかな灯り 15年目の「INAKAイルミ」にぎわう トロッコ車両夜間運転も 「3、2、1、点灯!」 地元の人とボランティアが1つ1つ丁寧に取り付けたLEDは、実に10万球。稲穂の波やイノシシの親子、川を泳ぐ魚などが鮮やかに浮かび上がりました。 邑智郡邑南町の宇都井地区では、中心にそびえる「天空の駅」こと旧JR三江線宇都井駅周辺で、2010年から毎年INAKAイルミを開催しています。 松江から 「きれいですね、上から見ると。下から見るのとまた全然違ってて」 広島から 「非常に良いことだと思いますね、まちおこしにもなると思います」 NPO団体が三江線廃線後に走らせているトロッコ車両も、この2日間は夜間特別運行してにぎわいました。 このINAKAイルミが終わると、山あいには間もなく雪が降り始めます。
山陰放送