帰省ラッシュの光景消えたGW 自粛要請で東京駅は閑散
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新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令され、外出や移動に自粛要請が出ている異例のゴールデンウイークが始まった。例年は各交通機関で下りの混雑がピークとなる土曜の25日も混雑はなく「帰省ラッシュ」の光景が消えた。各地の公園では、密集を避けようと閉鎖や恒例行事の中止が相次ぐ。 【写真】商店街、マスク姿の買い物客らで埋め尽くされ
25日朝の東京駅。東海道新幹線の券売機前に人はほとんどおらず、案内板は空席を示す〇がずらり。閉まっている店も多く、駅弁や飲み物を求める行列もなかった。 JRによると、各新幹線の自由席乗車率は軒並み10%以下と低水準で、山形新幹線では東京駅出発時点で0%の列車も出た。