【家族を介護する人の7割が女性】介護対象は「親」が7割。では「義理の親」の割合は?
介護事業者の株式会社ツクイ(横浜市)は、自社の介護サービスの利用者家族を対象に「介護に関する意識調査」を行い、11月11日の「介護の日」に合わせて結果を公表しました。11月5日のプレスリリースをもとに紹介します。 ▼【グラフで詳しく見る】排せつ介助、コミュニケーション…介護で最も負担なのは?リアルな調査結果
家族を介護する人の7割女性
調査ではまず、家族などの介護をしている「ケアラー」の性別をアンケート。男性が29.9%、女性が69.0%という結果でした。
70代以上の介護者も約2割
次に年齢については、最も多かったのが60代で37.1%、次いで50代の35.3%、 70以上が18.5%、49歳以下は8.7%という結果に。 高齢者が高齢者を介護する「老老介護」のケースも多いことが分かります。
介護対象は「親」が7割「義理の親」は1割未満
調査では、介護する対象との関係についてもアンケート。 親が69.6%、義理の親が7.2%、配偶者が16.6%、兄弟姉妹が1.6%、子どもが1.5%、その他が3.5%で、自身の親が圧倒的に多いものの、配偶者の親を介護するケースもあることが分かります。
「やるべきことできなかった」4割
また、「介護について困ったこと」という質問では、「自分のやるべきことができなかった」が39.7%で最も多く、「プライベートの予定をキャンセルした」(35.0%)、「仕事を急きょ休んだ」(19.3%)が続きました。 一方で、「困ったことはない」という回答も35.9%ありました。
【調査概要】
調査期間︓6月17日~30日 調査対象︓株式会社ツクイの介護サービスを利用している人の家族 調査方法︓インターネット調査 有効回答数︓746人
BuzzFeed Japan