あまり見掛けない…毛の生えたカタツムリ、横瀬でオオケマイマイ見つかる 絶滅危惧2類の都道府県も
「オオケマイマイ」というカタツムリをご存じだろうか。最近は、あまり見掛けなくなったが、埼玉県横瀬町の藤野信子さんから「殻の周りに毛の生えたカタツムリを見つけました」との情報を頂いた。 身近であまり見掛けない…上尾の高校教諭、青いハチの撮影に成功 自然環境や農業に重要、県内では減少傾向
オオケマイマイは、殻高11~15ミリ、殻径20~28ミリ。活動時期は4~11月。薄茶色で巻きに沿って太い毛が生えている。都道府県によっては、絶滅危惧2類に指定されている。 以前、藤野さんの“花の種の家”を取材した。19年前から花の種を採取、干して乾燥させてから袋詰めにして、道路沿いに置いた“花の種の家”のかごに入れ、「ご自由にお持ちください」との紙を張り、通行人に提供している。 「長い間、花を育てているが、これまで抜け殻を見たことはあるが、生きたままは初めて」という。この秋、6匹のオオケマイマイを確認、温かく見守っている。今は「冬眠に入ったのか動かないでじっとしている」という。