ドルフィンズ、現役高校生がファンを魅了!今西優斗、今季自身初得点 「何か結果を残したいと思っていた」
◇14日 りそなB1リーグ第12節 名古屋D91―71横浜BC(ドルフィンズアリーナ) 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(名古屋D)はB1通算300試合目の出場となった司令塔の斎藤拓実が18得点、ザイラン・チータムがチーム最多の21得点と躍動し、同じ中地区の横浜BCを91―71で下した。連敗は「3」でストップし、今季の戦績は9勝11敗となた。15日もホームで横浜BCと戦う。 試合終盤、身長180センチの現役高校生がブースターを魅了した。最終第4クオーター(Q)の残り7秒。ポイントガードの今西優斗がこの試合を締めくくるチーム91点目のシュートを決めた。「何か結果を残したいとずっとベンチで思っていた。強気で打った」。フワリと浮かせたジャンプショットで、今季自身初得点をマークした18歳は少しだけ表情を緩めた。 昨季、広島でB1年間チャンピオンに輝き、今季加入したアイザイア・マーフィーも「将来は明るい」と太鼓判を押す逸材。横浜BC戦では点差が広がった第4Q残り2分を切ってからコートに入ると、10月の川崎戦以来となる今季2試合目の出場ながら3点シュートを試みるなど気後れせずプレー。そして、最後の最後に巡ってきたシュートチャンスをものにした。 ドルフィンズU18の主将でもある今西は横浜BC戦後に同会場で行われたBリーグU18エリートリーグの富山戦にも出場し勝利に貢献。”連戦”をこなしたタフなホープは得点という形で今季B1に確かな爪痕を刻み、「次からはもっと思い切りいける」と自信を深めた。
中日スポーツ