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南ア邦人帰国チャーター、成田到着 エチオピア航空787で

配信

Aviation Wire

 国境を封鎖された南アフリカ共和国から成田空港へ4月25日夜、現地に駐在する日本人など156人を乗せたチャーター機が到着した。南ア日本商工会議所(CCIJ)と南ア日本人会が中心になって手配したもので、エチオピア航空(ETH/ET)のボーイング787-9型機(登録記号ET-AUR)が使用された。  CCIJは南ア政府が在留外国人の帰国便を認めた4月2日以降、チャーター便手配の検討を進めた。当初は現地を22日か23日に出発し、南アフリカ航空(SAA/SA)のエアバスA340-600型機またはA340-300を使い、南ア西部のケープタウンおよび東部のダーバンから同国最大の都市ヨハネスブルグ、第三国を経由して成田へ向かう計画だったが、現地出発は24日となった。航空会社も経営難の南ア航空からエチオピア航空に変更された。  チャーター機は、ET8672便としてケープタウンとヨハネスブルグで日本人らを乗せて出発。エチオピアの首都アディスアベバで給油して成田空港へ向かい、午後7時3分ごろA滑走路へ着陸した。  乗客は企業や政府系機関などの駐在員とその家族が中心で、乗客によるとジャカルタへ向かうインドネシア人たちも搭乗していたという。チャーター便の費用は乗客負担で、ケープタウン発が5875米ドル(約63万円)、ヨハネスブルグ発が5210米ドル(約56万円)。予定よりも利用者が多かったことから1人あたりの負担は減り、還付される見通し。  乗客のひとりはAviation Wireのオンライン取材に対し、「南アは完全にロックダウン中で、空港に行くまでが大変だった。白バイとパトカーに先導された貸切バスで向かったが、空港到着後もマスクと手袋着用や警察犬を使った荷物検査があり、出発する時には自宅を出て半日近くたっていた」と、出国も大変だったようだ。  外務省の海外安全ホームページによると、南アは「感染症危険情報」では4段階のうち下から2番目の「レベル2(不要不急の渡航自粛)」で、帰国者に14日間の待機と公共交通機関不使用の要請対象国。帰国者のPCR検査は「レベル3(渡航中止勧告)」以上の出発地が対象のため、今回の乗客は対象外となる。

Tadayuki YOSHIKAWA

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