韓国・チリ首脳 国交樹立60年で書簡交換
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が18日、チリのボリッチ大統領と両国の国交樹立60年を祝う書簡を交換した。青瓦台(大統領府)の朴ギョン美(パク・ギョンミ)報道官が伝えた。 文大統領は書簡で「両国が国交樹立後、普遍的価値を共有して友好協力関係を着実に発展させ、2004年に包括的協力パートナー関係を樹立したのを機に実質協力をさらに強化した」と評価した。 そのうえで「経済や通商、気候変動、科学技術など多様な分野での協力が深まることを願う」とし、「韓国の早期の太平洋同盟準加盟国入りがこれを促進すると期待する」と伝えた。 太平洋同盟はメキシコ、チリ、ペルー、コロンビアが参加する貿易自由化の枠組み。南米4カ国からなる関税同盟「南米南部共同市場(メルコスール)」とともに中南米を代表する貿易圏と評価される。 今年上半期には韓国の準加盟国入りに向けた交渉が始まる。 ボリッチ大統領は「気候変動に対応するための化石燃料の使用削減、クリーンエネルギーなどの拡大が両国経済の成長と持続可能性確保にも必須」と強調した。
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