和歌山市 [和歌山県] 城下町に外国人観光客が増加中
<2019年11月30日号> 和歌山県の県庁所在地・和歌山市は県北部、紀の川の河口域にある人口35万6000人の中核市である。和歌山市は豊臣秀吉の弟・秀長が1585年に和歌山城を築城してから本格的に開けた街で、江戸時代には徳川御三家の1つである紀州徳川家によって治められ、城下町として発展した。その名残は、住所に「丁」がつく武家町と、「町」のつく商人町に分かれているところにも見られる。
本文:1,308文字
写真:1枚
牧野 知弘 :不動産事業プロデューサー