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【陸上】走幅跳・藤原孝輝(洛南)インタビュー「まずは8mをもう一度跳びたい」

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月刊陸上競技

 昨年の沖縄インターハイ男子走幅跳で、藤原孝輝(洛南)は高校生史上初の8mジャンパーとなった。高校2年生でマークした8m12は、日本歴代9位タイ、U20日本記録も28年ぶりに更新する快記録。190cmに迫る長身の身体が、砂場ギリギリまで跳ぶ姿に会場は大きく沸いた。 Athlete Night Games in FUKUI2020 フォトギャラリー  2020年は、インターハイでは走幅跳連覇、13秒97を持つ110mハードルとの2冠、そして洛南高がいつも掲げる男子総合優勝を目指して突き進みながら、シニアへの挑戦をするつもりだった。  だが、インターハイが史上初の中止、おぼろげに見えた東京五輪も延期。試合はおろか、仲間との練習もできない日々が続いた。夏になり、ようやく迎えた2020年シーズン。藤原はどんな思いで過ごし、これからを見据えているのだろうか。

インターハイ中止も「切り替えられた」

 これまで男子学校対抗で最多8度の優勝を誇る洛南高は、インターハイに並々ならぬ熱意を捧げている。仲間たちと厳しい争いを勝ち抜くことで、アスリートとして、人間として、成長につながるからだ。最大目標としていたインターハイの中止が決まったのは、4月26日だった。 「洛南としても毎年目指してきた大会。1番の目標がなくなりました。中止が決まった時は少しショックも受けましたが、練習が再開してチームメイトと会ってからは落ち着いていて、次に向かって切り替えられていたと思います」  日々の努力こそ大切であり、それを発揮する最高の舞台がインターハイ。たとえインターハイがなくなっても、努力を止めることはない。とは言っても、やはりいつもと違う夏に寂しさは感じている。 「毎年、インターハイが終わった後に、やり切った先輩たちの達成感ある表情を見ていました。あんな先輩たちになりたい、と。でも、今年はシーズンが始まってすぐに、競技生活が一区切りとなる感じなので、すごく不思議な感じでした。先輩たちはインターハイが終わって、さぁ次はどうする、となるのですが、雰囲気が少し違います。やっぱり高校生として集大成だったなと、なくなってみて思いますね。夏合宿でも、2年生が練習の先頭を走るなど、少しずつ代替わりをしている状況です」  大会がなくなったことはもちろん、やはり仲間とともに練習できなかった日々の影響は大きかった。 「気持ち的には切り替えて秋に向けて取り組んでいます。ただ、練習面では3月から5月までの身体作りが万全ではありませんでした。少し痛いところも出てきたり、技術もまだ修正できていなかったり」

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