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無人のテニスコートに“大声援”が鳴り響く。松岡修造「無観客だけど観客がいるってことですか?」

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テレ朝POST

テニスの現役を退いてから、“応援”することを生きがいにしている松岡修造。 現在は「松岡修造の2020みんなできる宣言」と題し、2021年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けてがんばる人たちを応援している。 都内某所で久しぶりのテニスにやってきた修造。誰もいないテニスコートに入ると、驚きの事態が起こる。「ワーーーー!!」という大きな声援と拍手に包み込まれたのだ。 「誰だ!どこにいるの!?」と叫ぶ修造に、ひとりの男性が声をかけた。声の主は、音にまつわる新事業をプロデュースしている瀬戸優樹さん。 瀬戸さん:「今、周りに誰もいないように見えるんですけど、修造さんを応援している“視聴者”の人たちが声援を送っています!」 修造:「無観客だけど観客がいるってことですか?」 瀬戸:「はい。テレビの向こう側にはすごくたくさんのファンやサポーターが選手を支えています。そんな声援をどうにか現地に届けられないかということで開発したシステムなんです。会場に来たくても来られないような人たち。たとえば病気の人や怪我で入院している子ども、子育てをしているお父さんとかお母さんなど、海外にいる人でも、生中継をみながら緊張感のなかで声援を送ることができます」 瀬戸さんが中心となって開発したのは、スマートフォンを通じて、遠く離れた場所から試合会場へ声援を送ることができるリモート応援システム。 操作はいたってシンプルで、画面にある「できる」「拍手」「カモン」などの好きな選択肢をタップするだけ。マイクのアイコンを長押しすると自分の声をそのまま届けることができる。 ただし、どんな言葉でも届くわけではなく「誹謗中傷や変なことを言う人が出てきてはいけないので、一度サーバーに蓄積して、音声認識をして大丈夫な音声だけを戻している」と瀬戸さんは言う。

修造がテニスでリモート応援を体験してみた。ポイントを取ると、モニターで見ていた視聴者からの拍手と声援がテニスコートに届く。 「すごく気持ちがいいものですね! 僕が国際大会を戦っていたときの応援ですよ」 思わずダンスが飛び出すほど、修造は大喜び。ポイントを取られたときには「修造! 自分を信じろ!」という声援を受け、励みにする場面もあった。 瀬戸さんが15年ほど前から考えていたというこのシステム。新型コロナウイルスの影響で、実用化が半年前倒しになった。再開したプロ野球やJリーグで、さっそく導入されている。 修造:「瀬戸さんにとって“できる”というのはどんな感覚なんですか?」 瀬戸さん:「やはりあきらめずに、執着をしながら突き進んでいく。もちろんアスリートの方も同じなのかもしれないんですけど、我々サラリーマンにとっても同じなのかなと思っています。とにかくあきらめずにやり抜く。それが“できる”ということだと思います」

瀬戸さんの“できる宣言”は「世界中のどこからでも声援を届けたい!」。修造は自分の携帯をしきりにタップ。すると「できる」「できる」「できる」…テニスコートに、その応援が鳴り響いた。

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