【下関ボート(ナイター)SGチャレンジC】賞金争いの行方は
<23日・下関ボート・5日目> 【記者コラム・岡部貴礼のタカさ~んチェック】 1年間にわたって争われた賞金レースもまさに大詰めを迎えた。グランプリ(GP)へ向けては、5日目に瓜生正義と今節不参加の上條暢嵩に当確ランプがともった。賞金ランク19位の佐藤翼が優勝戦に駒を進めて無事故完走条件で、こちらも初のGP出場が当確となった。 残るは今節不出場の山口剛と優出した河合佑樹、坪井康晴、寺田祥との争いとなる。今節に出場する3選手は優勝しなけばGP出場には届かない。この3選手はV戦内枠を占めるため、このうちの誰が栄冠を手にするのかが最大のポイントだ。 一方、レディースチャレンジカップ組ではボーダー下からは田口節子と川野芽唯が優出に成功した。現ボーダーの寺田千恵は優勝戦無事故完走の田口に抜かれるため、クイーンズクライマックス(QC)出場の目は途切れた。 残るは海野ゆかり、田口、川野の争い。田口と川野の賞金差はわずか35万円で、どちらが先着できるかが焦点となる。海野は特別選抜戦でできる限りの賞金を上積みして優勝戦を見守ることになる。 ▼11R 田口が差し切って文句なしでQC出場権を獲得する。2―13―全。 ▼12R 寺田が地元で気合のS攻勢からGP出場へ。3―45―全。