身長211センチ東洋大1年生が出場 日本ラグビー史上最長身の存在感に場内どよめく
◇3日 ラグビー・第10回関東大学オールスターゲーム 対抗戦選抜42―38リーグ戦選抜(東京・秩父宮ラグビー場) 日本ラグビー史上最長身となる南アフリカ出身で、リーク戦選抜のロック、ジュアン・ウーストハイゼン(20)=東洋大1年=が途中出場で“秩父宮デビュー”を飾った。 後半開始、ピッチに入ると、スタンドからはどよめきがあがった。ウーストハイゼンの身長は211センチ。大男そろいのFWにあっても頭一つ抜きんでている。その体を折り畳んでタックル、アタックに奮闘した。
「日本のラグビーは速いけど、何度かいいタックル、いいボールキャリーができたと思う」 来日したのは「外国で勉強とスポーツをやりたいと思っていたら、エージェントが日本を紹介してくれたから」。2019年W杯で南アフリカが優勝して「日本にはいい印象を持っていた」こともプラスに作用した。今季リーグ戦1部に昇格した東洋大の1年生ロックとして春季大会では3試合に出場。そこでの活躍とポテンシャルが認められてオールスターに選出された。 リーグ戦選抜の指揮を執った木村季由監督は「これからが楽しみな選手です」と称賛。大学ラグビーに超大型の新星が登場した。
中日スポーツ